手織り機の自由な表現技法
2023/03/06
皆様の大切な帯、高価な買い物なので大切にしたいですよね。
でも、取り扱いが難しいのも帯の特徴です。
帯は折って着用するものですから、1・2回着用しただけでもどうしても折りじわが入ります。
例えば、姉妹で着用するために購入した帯を綺麗に保存したい時、お姉さんが成人式で着用した帯はそのまま保存すると、下のような折りじわが入るわけです。
写真のように、お太鼓の箇所などは顕著に折りじわが入ります。
織匠さかいでは、この度、そういった折りじわの除去サービスを開始いたしました。
上のような軽い折りじわなら下のように綺麗にしわが除去できます。
さらにきつい折りじわも対応可能です。何度も着用し、保管した場合や保管の方法を誤ると、下のような刻み込まれたような折りじわになることがあります。
この場合でも、綺麗な折りじわ取り加工が可能です。
お気に入りの帯に刻まれた「もう取れないかな」と思っていた折りじわ、汚れ。一度織匠さかいにご相談ください!
※単純なしわとり加工だけではなく、分解してミシンあとが出ないように再縫製を行うため、若干帯巾が狭くなります。(近年の帯は31cmの幅が標準ですが、上記のような再縫製仕上げの場合、30.2cm仕上げを目指します。)
大切な帯の折りじわを綺麗にお直しします。
畳んだ時の折山の汚れ、目立った汚れのしみ落としもいたします(例 口紅、油汚れなど)
◎ しみ落としに関してはワイン、しょうゆ、コーヒーなどはうすくなる程度です
生地の部分修正、風合いを保つための樹脂加工(全体的にハリのある帯になります。)を施します。
ご興味をお持ちのかたは是非お問い合わせくださいませ!